6.食品メーカー独自の分かりやすい表示

できるだけ詳しくさまざまな情報を知りたいという消費者のニーズを応えようとすればするほど、一括表示欄の内容は増えていきます。
そこで、一部の食品メーカーは独自の取り組みとしてアレルギー物質の見落としを防ぐために、一括表示欄の外側にもアレルギー物質を目立つように表示している場合があります。

●文字で示したもの
本品に使用した原材料に含まれるアレルギ―物質は小麦、牛肉、卵、大豆です。

●カコミで強調したもの　

●表で示したもの
本品には、太字で示したアレルギー物質を含む原材料を使用しています。

消費者は一括表示欄に記載されたアレルギー表示や一括表示欄の外側に記載された食品メーカーの独自の表示を手掛かりに食品を選択します。選択の時に分からないことや疑問に思ったことがある場合はその食品の製造者の「お客さま相談センター」や「相談窓口」などに問い合わせたり、ホームページを参照しましょう。

監修：食品表示活用研究会　会長　食品表示アドバイザー　天明英之
(食品表示活用研究会とは一般社団法人食品表示検定協会が実施する食品表示検定試験・上級に合格した上級食品表示診断士の有志により自主的に運営されている団体です)