【耳より情報】エコライス・新潟 高齢者・女性・子ども向け食べきりサイズのアルファ米「新潟のごはん」
製品名 |
アレルギーに関する取り組み |
会社名 |
有限会社エコライス・新潟 |
HPアドレス:http://www.eco-rice.jp/
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◆茶碗1杯分、食べきりサイズのアルファ米
エコライス・新潟の「新潟のごはん」(賞味期限5年)は高齢者・女性・子ども向けの食べきりサイズのアルファ米です。アルファ米とは、お湯・水を加えて簡単に食べられる手軽なごはん。お湯で約20分、水でも1時間程でふっくらごはんが食べられます。
内容量は50g、お湯・水を加えての出来上がりは150gと茶碗1杯分。この“食べきりサイズ”のごはんは、東日本大震災支援の際、「従来量の260gでは、女性・子ども・高齢者には、量が多すぎて食べ残してしまう」という被災者の声から生まれました。 |
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◆被災者の声に寄り添う商品開発
実は“食べきりサイズ”の構想は、2007年7月の新潟中越沖地震の被災地支援の頃からありました。夏場に配給された食料を食べきれず残ったものを食べて食中毒が発生した避難所があったと聞き、「不規則・不衛生になりがちな避難所生活では、食べきることが自己防衛につながる」と実感。それを形にしたものです。
被災者の声に寄り添う開発は、2004年に新潟中越地震で職員自らも被災し避難所生活を体験、同時に被災地支援にも取り組んできた経験がもとになっています。避難所では、食物アレルギーや腎不全、糖尿病などで食事制限を必要とする人が必要な食料を食べられずに苦労していました。日常から食べているものが災害時にも役立つとの思いから「日常食にできる非常食」を目指しました。 |
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◆生産農家としての米づくり・米加工のノウハウが生きる
「新潟のごはん」の原料に使われているお米は、新潟産のうるち米。3段階の放射線検査で「不検出」、生産者がわかる「トレーサビリティー(栽培履歴)」も明確です。このこだわりの新潟米を魚沼の八海山の伏流水で炊き上げ、特許製法で加工しました。
エコライス・新潟は、もともと無農薬米や減農薬米を中心に栽培していた生産者の集まりでもあります。その産地ネットワークは佐渡を除く新潟全域。栽培面積は270ha、個人・農業法人の米を合わせて年間1500トンを扱っています。 |
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◆アレルゲン27品目(※)不使用、味付けご飯も仲間入り
次なる挑戦は、味のコントロールと3種類の食べ方が選べる「わかめご飯」(内容量100g出来上がり約260g)の開発でした。東日本大震災で被災した宮城県石巻市の漁業生産組合浜人(はまんと)と協力。わかめは米と混ぜ込まず別個装にしたので「わかめご飯」と「白飯」が選べます。注水線も2段階で水多めを選べば、咀しゃくが困難な老人や幼児にはおかゆとして提供できます。
塩分はわかめに付いているので体調やお好みで調整可能。また、米とわかめのシンプルな素材でアレルゲン27品目不使用なので、避難所などでの配布時の人為的なミスを減らせます。一人でも多くの人に十三浜のわかめと新潟産米のファンになってもらえれば幸いです。
(2015年9月/有限会社エコライス・新潟)
※アレルギーの表示義務のある特定原材料7品目(卵、乳、小麦、落花生、えび、かに、そば)と表示が推奨される20品目(あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)を指す。 |
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