◆外箱は表示にこだわり、中箱はシンプルなデザイン
患者さんやそのご家族の声を聞くことは、気付きの連続でした。例えば、パッケージデザインひとつとっても「表面は特定原材料アイコンと文字のセットでわかりやすく表示して、パッと見て特定原材料7品目不使用がわかるほうがいい」「外箱だけでなく中袋のデザインにも配慮してほしい」などがそれです。今回の商品は携帯に便利な小袋入りですが、アレルギー対応食品は外に持参する機会が多く、中学生の男の子がキャラクターの絵の描かれたパッケージを恥ずかしがるというお話もありました。そこで、外箱はどういう商品かすぐわかるようにして、中袋のデザインは極力シンプルなものになるように心がけました。
◆レシピの利用で広がるメニュー
現在「特定原材料7品目不使用シリーズ」は今回ご紹介した「シチューミクスクリーム」「完熟トマトのハヤシライスソース」のほか、「バーモントカレー<中辛>」、「はじめて食べるバーモントカレー」の4種類。自社のHPにこれらの製品を使用したレシピを掲載しています。ハウス食品では「食を通じて家庭の幸せに役立つ」との企業理念のもと、食物アレルギーの方にはもちろん、そのご家族も一緒に楽しんでいただける商品として、これからもより良いものにしていきたいと考えています。
(2016年1月/ハウス食品 株式会社)